満 エッセイ集

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巷では「ノート術」が流行っていると聞く。それは、学生・スポーツ選手・政治家・OL・主婦・etc…、職種は様々。しかも一人ひとりノートの書き方も、その目的も十人十色であるという。
O家が住むマンションは、通常マンションの構造と違って、場所によって平米数、部屋の形・位置が違うタイプが数種類ある。先日、O家と違うタイプの所が売りに出され、一般公開されていたので、好奇心から見に行った。ちょうどお昼時だったためか、はたまた暇を持て余していたためか、和室で思いきり横になって寝ていた営業マンが、私の気配で飛び起き、少しバツが悪そうに「いらっしゃいませ」と苦笑いして言った。一方、外部から来たのではない私も「このマンションに住む者ですが、ちょっと参考までに…。」と、同じく苦笑いして言った。
夏休みに私の実家に2回帰省した。その期間中、父と戦争について語り合う機会が多かった。それは、この時期戦争にまつわる数々の映画やドラマ、ドキュメンタリー番組が放映され、父と一緒に見ることが多かったことによる。父は、今では数少ない戦争体験者の1人である。
ある日の新聞の投稿欄に、障害者の「害」の字が「がい」と平仮名に表記されることに複雑な気持ちになる、と書かれた記事があった。その方は、障害を持つ自分が「害」という悪いイメージのある要素を持つと思うと、どんな字に変えようとかえって傷つくという。投稿者曰く、「字や言葉を変えるという表面的なことではなく、障害者が自分の障害を受け入れるために、また充実した生活を送るために必要なことを考えてほしい」と訴えていた。
O家の大黒柱―私のだんなサマで、MIZUKI&MINAHOの父―を改めて紹介するのは初めてでしょうか。奥サンの私には、朴とつで一見「なんか怒ってる?」と勘違いしてしまうような、普段クールなだんなサマ。そして子どもたちにとっては、休日は寝ているか自分の行きたいところに1人出かけてしまうような、マイホームパパとはほど遠い父である。