満 エッセイ集

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 前回のマタニティ日記で、最後の出産にあたり、自分なりの希望を実践したいということを書いたが、今回は、その一つ「助産院での出産」にまつわることを書こうと思う。

 念願の助産院での出産劇は、予定日を1日過ぎた明け方に、軽い陣痛と共に始まった。
 その助産院は、我が家から歩いて5分という所にあったので、ギリギリまで自宅にいようと思っていた。というのも、上の子二人ともかなり長時間かかって出産しているので、今回も長期戦を予想していたからだ。
下の息子が2才を超えたころ、3才差にするにはぴったりだと思い、そろそろ3人目が欲しいと思っていたのが一昨年の夏。約2年、コウノトリさんはほかのママたちのところに行って忙しかったのかなかなか授からなかった。
そして初夏。陽性反応が出ると、嬉しさのあまり思わず検査薬をテーブルに置いて写メールまで撮ってしまった(笑)。その頃から、下の息子がやたらとお腹を触ってきたり、甘えたりするようになったのは、 気のせいだろうか…。いつもベタベタしている子だけれど、余計自分の傍にいるようになった。

昔から、自分の子どもは3人!と何となく思っていた。自分も3人兄弟だし、周りの友人も3人兄弟が多い中で育ってきたからかも知れない。
そして、現在3人目を妊娠中。
きっと、今回で最後の出産になるので、自分なりにやってみたかったことを実践することにした。

まずは、「性別を聞かないこと」
長女、長男ときているので、3人目はどちらでもいいなと思っているのと、助産師さんに取り上げられて「はい、○○の赤ちゃんですよ〜。」と言ってもらって初めてわかる性別!!というのをやってみたかった。
子ども達に聞くと、赤ちゃんは、女の子、妹らしい。でも、つわりの感じや胎動の激しさは、長男の時と似ているので、何となく私は男の子かな・・・?と思っているのだけれど、どちらが当たっているかは、生まれてからのお楽しみである。
 高津区に転居してから、早5年あまりがたち、幼稚園年長の次男のお友達のお母さん方の中で、出産が続いているので、ふと自分の出産のことを思いだした。
 今から9年前の長男の時は、大変だったという記憶しかない。初産は、いろいろな本を読んで、安産体操や呼吸法をするものの、やはり不安いっぱいで出産に望むことになった。予定日を一週間ほど過ぎた早朝に、陣痛が始まり、激しい痛みを耐えて10時間後しても一向に進行しなかった。「これはまだまだだわ。」との担当医の言葉に精神的に参りかけた私をみて、担当医は陣痛促進剤を投与。その後、急に更に激しい陣痛が始まったかと思うと、ものの30分で出産となりました。あまりの痛みに精も根も燃え尽きたというか、産後の回復が思わしくなく、軽い産後うつになったりと、本当にしんどい思いをした。
前回帝王切開だったことと子宮の形に異常があることから、第二子出産の今回も帝王切開での出産になった。ひとりめの出産の時は気恥ずかしさもあり、夫の立会いをこちらから断ったが、今回は夫の希望もあり、私もこれがきっと最後の出産と思い、立ち会ってもらうことにした。